すごく面白かった。観終わった後、普段あまりパンフレットは買わないのだけど、思わず買ってしまった。
渋谷のユーロスペースで観た。
私はあまりテレビを観ない。
ちょうど2014年は引っ越したばかりで家にテレビがなかった。
そのためか、
ご多分に漏れず私も公開前に町山評の文字起こしを読んだ。
この映画の面白いところは、
演出もある。
町山氏が言っているようにたしかにこの映画はヤラセだ
やらせたいことをやらせ、撮りたい画を撮っている。
ドキュメンタリーを観て真実を知ることなどできないと私は思って
というよりは真実などどこにもない。あるのは解釈だけだ。
「ドキュメンタリーが描くのは、異物(キャメラ)
森達也『それでもドキュメンタリーは嘘をつく』より
私はこの映画を観て、森達也という人、
わざわざこの映画を観に行く人のほとんどがそうではないかと思う
嘘のポイントは2つあって
①耳が聞こえない→本当は聞こえる
②作曲した→新垣氏というゴーストライターがいた
このどちらについても佐村河内氏は嘘であったことを認めているが
①耳が聞こえない→全ろうではない難聴である(
②作曲した→指示書やデモを渡したので共作である(
と主張している
「耳が聞こえなくて作曲はできない」「
でも私は特に真実を知りたいという気持ちはない。
それよりも面白い、
とにかく佐村河内氏は絵になる。だからこそ現代のベートーベンという名前が一人歩きしたのだと思う。
のびのびと暮らしている猫。奥さんの存在。豆乳を飲み干す音。
全てを喪ったと思ってもなお残るものがある。
最後の12分間は誰にも言わないでください、とか衝撃の最後の12分間とか宣伝で言われているが、
私は最後の数秒間に映るものがとにかく衝撃だった。
「クゥ〜〜〜!」と思った。
後味が悪い。
森達也はすごい。わざわざ観に行って良かったと思った。
パンフレットに寄せられているエッセイ、緑川南京さんのが面白い。
ドキュメンタリーって感じだ。
今、ユーロスペースで森達也監督がオウム真理教を追った『A2 完全版』が上映しているらしくて、気になっている。
レイトショーだけど。観に行こうかな。
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